#003 イタリアのファッションのテイスト

Ciao Tutti!
Felice-Japan編集部のHitomiです。今年ももうあと1か月ほどとなり寒さも増しましたね。寒さが苦手な私はイタリアの冬を越せるかとても心配です。
さて、みなさんは何色が好きですか?
自分の好きな色はその時の感情や、性格を表すとも言いますよね。個人的にはピンクと黒が好きです。この2つの組み合わせも大好きです。
イタリアのファッションはカラフルでゴージャスなイメージがあります。カラフルなのですが色遣いがとても綺麗で、アートや街の建物の色使い等の色の合わせ方もとても素敵です。

もちろんブランドによって違いますが、シックでモノトーンだがゴージャスといった雰囲気ものもあります。たくさんの柄や色を使っているのにまとまっているものや、黒で統一しているがゴールドやなにか1つ加えてゴージャスさを出しているものなど、見ていて全く飽きません。

みなさんはイタリアのファッションにどのようなイメージを持っていますか?
最近私はシンプルで黒一色+指し物という感じが好きなのですが、そのような黒のコーディネートといえばパリの人達をイメージしていました。しかし、割とイタリア人も街を歩くと黒のコーディネートの人たちをよく見かけます。
でもやっぱりテイストがイタリアンでシンプルの中にゴージャスがあり、このスタイルが私は好きです。旅行でイタリアを訪れた際には、人々のファッションも大いに楽しめることと思います!
また、イタリアでも地域によってファッションの雰囲気はだいぶ変わります。現地の人の言葉を借りると、
ミラノのファッションは上品。ちょっとゴージャスすぎるくらい。フィレンツェのファッションはカジュアルだけどおしゃれ(日本人の好みにあいそう)、ローマのファッションはカジュアルすぎる。
もちろん人によって感覚は違いますが、実際に各地を回ってみると、何となく納得させられる表現だなと思います。

そして、ミラノはやはりファッションの街。ミラノにたくさんのブランドの本店があります(Prada, Giorgio Armani, Dolce&Gabbana, Versace, Ermenegildo, Zegnaなどなど)。
デパート(laRinacente)の中も各ブランドのコーナーは狭くとも、色々なテイストのブランドをたくさん見ることができ、「やっぱり私はファッションが好きなんだな」と思わせてくれるところでもあります。フィレンツェは工房がたくさんあり、革製品やアクセサリー等手作りの長持ちする質のいいものがたくさんあります。また質のいいものや面白いものがたくさんそろっているヴィンテージショップも結構あります。
フィレンツェにもGucci, Salvatore Ferragamo, Emilio Pucci の本店を構えるトルナヴォー二通りもあります。そしてFendiやBvlgariなどローマ発のブランドもあります。コロッセオ、トレビの泉やスペイン広場の階段修復にブランドが貢献しているという、文化や歴史を大切にしているところもすごいなと感じました。Fendi は修復後トレビの泉の水の上にガラスを敷いてその上でショーをしました。とても神秘的ですね。

私は、洋服は自分が好きなものを着て日々を楽しませてくれるものだと思っています。専門用語は全然わからないし、流行もほとんど気にしませんが、そんな私にとってのイタリアは、私を楽しませてくれるすごく住みやすい土地です。
みなさんも自分の好きなものを着てファッションを楽しんでくださいね!

では、今日の一言イタリア語のコーナーです。
”Morto un papa, se ne fa un altro”
[モルト・ウン・パパ、セ・ネ・ファ・ウン・アルトロ]
(papa (ローマ法王)がなくなっても、他の人がそのポスト(papa)になる)
恋人と別れた人に、新しい相手が見つかるよという時に使ったりするそうです。ポジティブにいきましょう!
Sogni d’oro XXX
