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#011 クリスマスとお正月

Ciao tutti!
Buon natale e buon anno. Tanti Auguri!

みなさま、あけましておめでとうございます。2019年、今年もよろしくお願いいたします。

2018年はどうでしたか?平成最後ということもあり何かまた違った一年になったのではないのでしょうか。やり残したことはないですか?

2019年もみなさまにとって笑顔あふれる素敵な1年にしてくださいね!

今回は時期ということでイタリア(他の国も多少紹介します)と日本のクリスマス、お正月の違いをちょっとご紹介したいと思います。


クリスマスの方が盛大

ご存知かもしれませんが、日本と海外ではクリスマスとお正月の重きが逆です。すなわち、私たち日本人はお正月を家族と一緒に過ごし、盛大にご飯を食べ、初詣に行ったりしますね。年越しそばを食べたり、紅白歌合戦を家族で見たり、お餅を食べたり、子どもたちはお年玉をもらったりと日本特有の文化ですね。

一方ヨーロッパやアメリカ等ではクリスマス(イタリア語ではNatale:ナターレといいます)を家族と一緒に過ごし、お昼ご飯をたくさん準備して長い時間かけて過ごすのが文化のようです。

人によっては24日の夜から祝い始める人もいるみたいです。日本も同じですが子どもはプレゼントをもらうのを楽しみにしていますね。サンタクロース(イタリア語ではBabbo Natale:バッボ・ナターレといいます)がおもちゃを届けてくれるというのはアメリカの文化から来ているようです。

それがイタリアにも広がり現在は世界中でサンタクロースがおもちゃをくれるという文化になっているみたいですが、元々はキリストに仕えた3人の王がプレゼントを渡したところから始まったとのこと。

魔女(Befana:ベファーナ)がほうきに乗り、靴下にお菓子(プレゼント)を入れてサンタのように飛び回ったといわれ、それが1月6日のEpifania (エピファニア)という日でその日までクリスマスは行われており、以前はイタリア人はこのEpifaniaを楽しみにしていたみたいです。

今もこういう習慣がまだ見られるようです。日本でもよくみるお菓子が入ったクリスマスの靴型のプレゼントありますよね。あれのように靴下の形をして麻生地で昔の古さと魔女感をイメージした感じの靴下を置いてその中にプレゼントを入れてもらうみたいです。(魔女の顔は結構リアルで少し怖めです。)

その一年いい子にしていた子にはお菓子だけ、いい子にしなかったこの靴下には石炭(現在は石炭のように見える砂糖の塊やお菓子)を入れるみたいです。それを見た子どもはショックを受けることもある、と現地の人は言います。


この時期のイルミネーションや雰囲気はとても素敵です

クリスマスも起源は宗教的な行事ですので、関わりの少ない私たちはほとんど意味を考えずに過ごしていますが、国によってサンタクロースも呼び方が違ったり、多少風習も違ったりと面白いです。


クリスマスマーケット


小さなショッピングモールにできていたクリスマスマーケット

そしてもう一つ大きな違いがクリスマスマーケットかなと思います。日本でも多少聞いたことはありますが、ヨーロッパでは「クリスマスマーケット」といって、約1ヶ月ほど、食べ物の屋台やクリスマス用のグッズやお菓子、ホットワインや手作りのものなどを売っているマーケットが開催されます。ドイツなどはかなり大きいみたいです。

いろんな広場で催されるので場所によって売っているものや雰囲気も様々です。夜も遅くまでやっていますので、この時期はよくみんなこのマーケットに出かけます。私も何度か行きましたが、とても楽しいマーケットです!

もう終わってしまったので、この記事を書きながら、なんだか寂しくなりました・・・。


Santa croce:サンタクローチェといわれる協会の前の広場にできたクリスマスマーケット。フィレンツェ中心部では一番大きいマーケットだったかとおもいます

日本ではお正月の際、元旦は家族で初詣に行くこともあり人も多いと思いますが、イタリアではクリスマスも割と人が外に出ていました。観光客なのか、もしくはミサに行った人達かもしれませんが、かなり人がいることに少しびっくりしました。

お店もほとんど閉まっているのですが、ドゥオーモ周辺のメインの観光地のカフェやバーは結構開いていたので少し予想外でした。

最近日本でも初売りで1日から空いているデパートなど都会の方ではよく見られますよね。だんだん文化や風習も変わりつつあるなと感じます。

日本ではクリスマスは友達や恋人と過ごすことが多いですよね。逆にイタリア人等はお正月に友達と過すようです。そしてヨーロッパではお正月は花火が上がります。街もすごくにぎわい、カウントダウンをみんなで一緒にしたりします。ちなみにフィレンツェでは花火は朝方4時ころまで上がっていました。色々な文化に触れ、知るのは楽しいな、と改めて感じています。

みなさんはお正月、クリスマスどのように過ごされましたか?普段はあまりじっくり考えることはないですが、節目節目でふと日本特有の文化などについて少し思いを馳せてみるのもいいかもしれないですね!


では、最後に本日の一言イタリア語です!

”Prendere due piccioni con una fava”

[プレンデレ・ドゥエ・ピッチョーニ・コン・ウナ・ファヴァ]

1つのソラマメ(豆)で二羽のハトを捕まえる

日本語の一石二鳥です。こんな棚からぼた餅みたいな話、日常であったらいいですよね。一生懸命何事も頑張っていたら、そういうことも起きると思って、日々素直に一生懸命取り組んでいきたいと思います!

では、また!
Sogni d’oro XXX